フリーズドライみそポタ 開発ストーリー フリーズドライみそポタ 開発ストーリー

きっかけは、お客様のお声でした。

「オフィスや出張に持って行くなら
かさばらず軽いものがいいなぁ...」

忙しく働く皆さんは
書類やパソコンやタブレットなどをカバンに詰め込み、
重い荷物を商談や出張など移動のたびに
持ち歩かれています

一方で私がMISO POTA KYOTOを始めようと思ったのは

毎日、多忙に働いて、
あまり時間の余裕がない人たちにこそ、
ヘルシーな食生活を送っていただきたい。

という想いからでしたので、
こうしたみなさんにこそ、
早朝出勤時の朝ごはんに
ランチタイムや残業食に
出張先での小腹が空いた時に etc...

いつもカバンの中に
「みそポタ」を入れておいていただきたいな、と、
そんな思いが日に日に強まりました。

そのためには、まずみそポタを軽くすることが急務となりました。
ここから新たなみそポタ開発が始まりました。

選んだ方法はフリーズドライ製法。
選んだ方法はフリーズドライ製法。

今や「軽量のスープ」の代表格といえば、やはりフリーズドライスープです。

調理した食品を凍結させて、乾燥させるフリーズドライ製法は、製造時に高温加熱しすぎないため、色・味・香り・食感だけでなく、栄養価が損なわれにくいとも言われています。

お味噌やお野菜の繊細な味わいと鮮やかな色、そしてなによりカラダに必要な栄養を大切にしたい「みそポタ」にとって、まさにフリーズドライは最良の製造方法です。

しかし、そこから長い、本当に長い開発期間が必要となったのです。

どうして長い開発期間が必要となったのか?
どうして長い開発期間が必要となったのか?

「不要な添加物を入れないこと」は「みそポタ」を作る原点です。

毎日の食事には
自然でシンプルなものを食べていただきたい。
素材の味を楽しんでいただきたい。

まだまだヨチヨチ歩きの事業で、ロット数も小さい当社が、製造してくださる会社を探すにあたり、こうした願いを訴えても、なかなか聞き入れてくださるところはありませんでした。

問合せして、みそポタ・フリーズドライ開発に、興味を持ってくださっても、添加物を入れたくないとお伝えすると、断られることもしばしばありました。

「うちでは添加物を使わないフリーズドライスープを作っていないので現段階では出来ない可能性が高い。もっとロット数が大きくなれば、検討できるかも...」

という具合です。

「もっともっとみそポタ事業が大きくなるまで
フリーズドライ商品の開発は難しいのかなぁ..」

と諦めかけた時、ようやく今回のフリーズドライを開発してくださる候補の会社をある方がご紹介くださり、試作をお願いできることになりました。

しかし、喜んだのもつかの間。

自然の素材だけで「便利に食べられる」フリーズドライを作ることは本当に難しかったのです。

どうして長い開発期間が必要となったのか?

例えば、お湯を入れてもすぐに溶けない。
溶けても固まりがいっぱいできる。
味わいが安定しない。
みそポタらしい味わいにならない。
保存期間が短いものになる etc…

「あぁ、だからこの添加物が入っているのか。」と、他社製のフリーズドライスープの原材料表示をみて学ぶことも多々ありました。

保存がきくように、
固まった状態を保持するために、
お湯で溶けやすくするために、

さまざまな目的で使われている食品添加物。
その代わりになるものを、天然の素材か製造技術だけでクリアしようとするのですから、それはもう大変です。

「この添加物だけは使いませんか?
(開発者さんからのやさしいお問合せ)」
「どうしても、添加物を入れないものにしたいのです...(私)」

何度こんなやりとりを繰り返したことか分かりません。
気づけば、フリーズドライを作ろうと決めてから、約2年以上の月日が経っていました

ボツになった試作品達

ボツになった試作品も大量になったころ、
ようやく味わいに納得できるみそポタができたのです。

こんな試行錯誤の上に出来たみそポタ・フリーズドライ
こんな試行錯誤の上に出来たみそポタ・フリーズドライ

シンプルで食品添加物・無配合で
素材感を楽しめ、彩りも鮮やか。
そんなヘルシーなフリーズドライが

ようやく完成しました。

工場の開発チームの皆さまには
私の「あーでもない、こーでもない」にお付き合いいただき、
私からの「次の試作はいつ頃に出来ますでしょうか...」という
メールや電話のプレッシャーにも
本当に根気強く付き合ってくださり、心から感謝いたします。

こうしていろいろな方に支えていただき、
ようやく生まれたみそポタを是非ご賞味いただければうれしいです。

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