月: 2020年9月

お味噌と腸活

“善玉菌優位の腸”が健康の元
健康な腸内環境をサポートする具だくさんお味噌汁

「お味噌はカラダに良い」といいますが、その理由の1つが“腸内環境を整えてくれること”です。

私たちの腸には、さまざまな腸内細菌が住んでいます。

代表的なものがこの3つ。

  • ● 善玉菌乳酸菌、ビフィズス菌など(健康維持に活躍)
  • ● 悪玉菌ブドウ菌、ウェルシュ菌など(病気の引き金になりやすい)
  • ● 日和見菌バクテロイデス、大腸菌(無毒株)、連鎖球菌など(その時々で優勢な方に加勢する)

腸内環境を整えるには、善玉菌が優位な状態を保つことが大事なのだそう。

そのために私たちができることがこちら。
・野菜や雑穀による食物繊維を食べる
・味噌や納豆などの発酵食品を食べる

そう、野菜たっぷりのお味噌汁はまさに、善玉菌を元気にするメニューなのです!

健康な腸内環境をサポートするお味噌汁、毎日いただきたいですね♪

「ヤセ菌」をご存知でしょうか?

腸内環境は、実は「ダイエット」にも深く関わっています。

私たちの腸内には数百種類もの腸内細菌がいますが、その中でも「私達を太らせる菌(デブ菌)」と、「肥満を防ぐ菌(ヤセ菌)」がいます。

● デブ菌フィルミクテス門というグループに所属する悪玉菌。エネルギーをどんどん体に取り込む性質があります。

● ヤセ菌バクテロイデス門というグループに所属する善玉菌。「短鎖脂肪酸」を作り出し、肥満や糖尿病を防ぎます

ちなみに「短鎖脂肪酸」は、
・脂肪細胞にブレーキをかける
・全身の代謝の活性化
などの役割を持っているそうです。

デブ菌とヤセ菌は、どちらかが優勢になれば他方は劣勢になる関係。

つまり、「デブ菌を増やさず、ヤセ菌を育んであげる」と、ダイエットもうまくいきやすい、ということなのです

では、どのためにはどうすれば良いのでしょうか?

ヤセ菌を育む食品とは?
ヤセ菌を育む食材とは?

ダイエットに有利な腸内環境を作るには、具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか?

まず大切なのは、デブ菌を育ててしまう低食物繊維・高脂肪の食品やファストフード、お菓子を控えること。

そして、ヤセ菌の大好物である食物繊維を多く含んだ食品や、低脂肪の食品、発酵食品を積極的に食べること。

お野菜やきのこ、納豆をはじめ、我らが(?)お味噌もその一つです。

すなわち、野菜たっぷりのお味噌汁は、ヤセ菌を育むのにピッタリなんですね。

手前味噌ながら、お野菜&お味噌で作ったみそポタも、ヤセ菌が喜ぶフードですよ♪

◯◯が生きている味噌がおすすめです

ここまで、
「腸内環境が整うとダイエットも成功しやすいこと」
「そのためにはお味噌などの発酵食品を食べると良いこと」を
お届けしてきました。

しかし、お味噌売り場には、何を選べば良いか迷ってしまうほどたくさんのお味噌が並んでいますよね。

そこで本日は、お味噌を選ぶ際のポイントについてのお話です。

大切なのは、お味噌の中の「菌」が生きているものを選ぶこと。

加熱する直前まで発酵が進み、善玉菌のエサになる成分が作られ続けるからです。

スーパーでお求めになる際は、「パッケージの上部に空気弁がついているもの」を選ぶのがオススメ。 (空気弁は”菌が生きている証拠”なのです)

天然醸造の蔵元からお取り寄せしたり、一念発起してご自宅でお味噌を手作りするのも良いですよ♪♪

カラダ&腸が喜ぶお味噌の見分け方

今回注目するのは、パッケージに記載されている「原材料」。

お味噌の中には、短期間で一気に発酵を進める「温醸(おんじょう)法」で作られたものや、アミノ酸(化学調味料)、合成甘味料、保存料を使ったものもあります。

これらのお味噌は短期間でたくさん生産できるため、手頃な価格で手に入るのが魅力ですが、化学性添加物が腸内細菌にダメージを与えることもあるといわれています。

そこでお選びいただきたいのが、「大豆、麹(米や大麦)、塩」のみで作られたお味噌。

自然な形で発酵させているので菌も生きていますし、お味噌本来の味と香りが楽しめます。

せっかくお味噌を食べるのですから、よりカラダに良いもの、腸が喜ぶものを選んでいただけたら嬉しいです♪

ちなみに当店のみそポタも、そんなお味噌の中からみそソムリエが厳選したものを使っています。
腸活にもぴったりです^^

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*参考:ヤセたければ、腸内デブ菌を減らしなさい(藤田紘一郎著)

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